了解しました。

ここでは 第2章：開発環境の準備 の中のセクション「ディレクトリ構造の説明」について、Vue CLI で生成されたプロジェクト構造を元に、コードと一行ずつの丁寧な解説を加えて説明します。

✅ 要点まとめ

• Vue CLI で作成されたプロジェクトは、シンプルだが拡張性のある構造
• 各ディレクトリやファイルの役割を理解することで、迷わず開発できる
• 初心者はまず src/ の中身を中心に覚えると良い

📁 Vue CLI で生成されるプロジェクト構成（Vue 2.7 / TypeScript）

以下は vue create my-app（TypeScriptオプションあり）で作成した構成例です。

my-app/
├── node_modules/
├── public/
│   └── index.html
├── src/
│   ├── assets/
│   ├── components/
│   ├── App.vue
│   ├── main.ts
├── .gitignore
├── babel.config.js
├── package.json
├── tsconfig.json
└── README.md

🧩 一つずつの解説

my-app/

Vue CLIで作成されるプロジェクトのルートディレクトリです。この中がすべての開発の土台になります。

├── node_modules/

インストールされたすべてのnpmパッケージが格納されるディレクトリ。ここは直接編集しません。

├── public/

ビルド時にそのままdistフォルダへコピーされる「公開ファイル」用ディレクトリ。

│   └── index.html