🔖 第3章:devcontainerを使わない開発の流れ(before)
3.2 app側からauthを再ビルドして取り込む手順
✅ 要点まとめ
- app側(
docker-compose.yml
)でauthのイメージをローカルビルドして取り込む方法もある
- Harborを経由せず、開発中はローカルで完結させたいときに使われる
- ただし、本番用イメージ(Harbor管理)とは分ける必要があり、環境差異や構成ミスの原因にもなる
- devcontainerがない場合、volumeではなく「イメージの差し替え」で対応する必要がある
📘 全体の流れ(Harborを使わず、ローカルビルド → appに反映)
- authリポジトリでDockerイメージをローカルビルド(タグ付き)
- appの
docker-compose.yml
またはoverride.yml
で、authサービスをそのタグ付きイメージで参照する
docker-compose up -d --build auth
で再構築
- appのauthサービスがローカルのauthイメージを使って起動する
🧪 構成例と実際の手順(コメント付き)
① authのイメージをローカルでビルド
# authリポジトリのディレクトリへ移動
cd ~/projects/auth
# Dockerfileからローカル開発用のイメージをビルド(タグを付ける)
// authをローカルでビルドし、ローカル専用タグをつける
docker build -t auth:dev-local .
② appのdocker-compose.override.yml にauthのイメージを指定