了解しました。それでは、第3章:license-checkerの基本的な使い方の全文を、一気通貫で丁寧に、かつ初学者にもわかりやすく具体例付きで解説します。


📘 第3章:license-checkerの基本的な使い方


✅ 3.1 最も基本的なコマンドの実行方法

まず、Node.jsとnpmがインストールされた状態で、任意のNode.jsプロジェクトにlicense-checkerをインストールします。

npm install -g license-checker

-g オプションはグローバルインストールを意味します。どのプロジェクトからでもコマンドが使えるようになります。

インストール後、以下のようにして、現在のプロジェクト内のすべての依存パッケージに対してライセンスチェックを実行できます:

license-checker

これだけで、node_modules にインストールされたすべての依存関係のライセンスが一覧で表示されます。


🧪 実行例:

$ license-checker

MIT:
  - [email protected]
  - [email protected]

ISC:
  - [email protected]

UNKNOWN:
  - [email protected]


🔍 3.2 出力される情報の見方

デフォルトでは、パッケージが使用しているライセンスごとにグループ化された形式で出力されます。

たとえば、以下のような出力があったとします:

MIT:
  - [email protected]
  - [email protected]

Apache-2.0:
  - [email protected]

UNKNOWN:
  - [email protected]