🔖 第4章:devcontainerを使った開発の流れ(after)

4.4 appを止めずにauthだけ開発できる構造のメリット


✅ 要点まとめ


📘 通常(非devcontainer)の開発の問題点

問題 解説
app全体を再起動が必要 docker-compose build, up -d を実行すると全コンテナが再起動してしまう
他サービス(userData等)の状態がリセット DBの初期化やキャッシュ削除などの副作用が起きる
複数人開発でのコンフリクト 同じdocker-compose upを複数人が実行すると、各サービスのログや状態が混ざる恐れがある
修正の確認までに時間がかかる イメージビルド・push・pull・再起動の待ち時間が累積する

🧪 devcontainer構成での解決


🎯 具体的なメリット一覧

メリット 説明
app全体を停止せず開発できる 他のチームメンバーの作業やサービス稼働を妨げない
リアルタイムで修正反映 保存すれば即appに反映、開発ループが高速
修正対象が明確で、責任範囲が分かれる authだけdevcontainer上で管理され、他のサービスと干渉しない
テスト環境が本番と同じ構成 appの他サービス(userDataなど)はHarborの本番ビルドを利用できる
チームでの役割分担に適している devcontainerごとに別リポジトリ運用でき、開発の境界が自然にできる