了解しました。以下は『🔖 第8章：もしdevcontainerがなければ？』の 8.2 開発→ビルド→確認の繰り返し負荷 セクションの詳解です。

🔖 第8章：もしdevcontainerがなければ？

8.2 開発→ビルド→確認の繰り返し負荷

✅ 要点まとめ

• devcontainerを使わない場合、「1行修正するだけでもDockerイメージの再ビルドが必要」
• 毎回以下の作業を手動で実行する必要がある：
  • Dockerイメージビルド
  • Harborへpush
  • app側でpullして再起動
• この繰り返しが、試行錯誤のスピードを大幅に下げる

🌀 負荷の流れを図解すると：

[ コード修正 ]
     ↓
[ docker build ]
     ↓
[ docker push (Harbor) ]
     ↓
[ appで pull → 再起動 ]
     ↓
[ 動作確認 → ダメならまた修正へ ]

→ このフローを 毎回 繰り返す。

🧪 例：バリデーションロジックをちょっと変更したいだけなのに…

# before（auth/app/models/user.rb）
validates :email, presence: true

# after（追加）
validates :email, format: { with: URI::MailTo::EMAIL_REGEXP }

この1行のために：

1. Dockerイメージ再ビルド（数十秒〜数分）
2. Harborにpush（ネットワーク次第で遅い）
3. appでpull → auth再起動