了解しました。
netstat
は非常に基本的かつ重要なネットワーク診断コマンドです。
ここではまず 第1段階:netstat
の構文、出力内容、オプションなしの場合の基礎理解 に絞って丁寧に解説します。
特に「オプションをつけない場合と比較して、何が変わるのか?」 に重点を置きます。
netstat は「ネットワーク接続、ルーティングテーブル、インタフェース統計など」を表示する多機能なネットワーク状態確認ツールです。
Linux, Unix, Windows でも使える標準的なコマンド(ただしLinuxでは後継は
ss
)
netstat [オプション]
netstat
項目 | 説明 |
---|---|
Proto | プロトコル(TCP, UDP など) |
Recv-Q | 受信バッファのキューに残っているデータ量 |
Send-Q | 送信バッファに残っているデータ量 |
Local Address | 自ホスト側のIPアドレスとポート番号 |
Foreign Address | 相手側のIPアドレスとポート番号 |
State | TCPの状態(LISTEN, ESTABLISHED など) |
Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State
tcp 0 0 127.0.0.1:3306 0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0 192.168.1.100:22 192.168.1.10:52014 ESTABLISHED